欠陥住宅を防ぐ見積書の見分け方

欠陥住宅のトラブルを防ぐためにも相見積もりは重要ですが、今回はその中から見積書の見分け方を紹介します。

相見積もりは今の時代の常識ですが、見積書は各業界によって見分け方が異なります。

もちろんこれは、建築業界にも当てはまります。

欠陥住宅を防ぐ見積書の見分け方

例えば、下記のサイトからなら300社以上の業者から同時に見積もりをとることが可能です。

ですが、建築業者の見積書がどんなものかわかっていないと、見積書をとっても結局意味がないですよね?

だからこそ、欠陥住宅を防ぐ見積書の見分け方は最低限知っておく必要があるんです。

こんな見積書に注意!欠陥住宅トラブルのもとになる見積書とは?

01:工事一式で片付ける見積書

◯◯の工事一式で片付けたり、見積もり書の内訳や詳細がわからない見積書。

こういった見積書を提示された場合は、詳細のわかる見積書を再度送ってもらえるように伝えて下さい。

家の価格は数千万〜場合によっては億単位になります。

そんな高額な買い物を「工事一式」だけで済ませようなんてのは、話になりません。

大枠の工事費だけでなく、さらにその詳細である材料の種類、数量、単価までわかるようにしてもらいましょう。

02:一見安く見えるだけの見積書

複数の業者に一括で見積をだすと、必ず「おっ!安いなぁ〜」と思える業者に当たります。

ですが、それは果たしてまともな業者なのか?

絶対に気になるところですよね。

最初の見積もり書は安かったけど、実際に詳細な段階になるとグレードアップをすすめられ、結局は高くついた!

なんてことにもなりかねません。

最初の見積書では、とにかく最低品質のものだけで構成して、あとから少しずつグレードをあげてくるというのは、悪質な業者のよくやる手法です。

ですので見積書の詳細をチェックして、他社の見積書と比べて材質の違いや柱の質に違いがないかをチェックしてください。

また、「この見積もりと同価格で、実際に建った家の写真はありますか?」と問い詰めるのも効果的ですよ。

以上の2点だけなら、誰でも簡単に見分けられると思うので、見積書を確認する時の参考にしてくださいね。

欠陥住宅のトラブル事例の被害者に、あなた自身がならない為にも大切な知識だと思いますよ。

失敗しない、理想の家選びのための手順

家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。

後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。

失敗しない、理想の家選びのための手順

STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる

まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。

このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。

いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。

STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める

自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。

イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。

STEP03. 相見積もりをおこなう

高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。

ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。

複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。

STEP04. 業者の信用チェック

一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。

その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。

  • 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
  • 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
  • 時間や対応が適当でないかどうか。
  • 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
  • 建築士の資格を持っているかどうか。

このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。

あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。

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