すきま風で悩まされる欠陥住宅トラブル事例
最近の新築住宅では、通常通りに建てれば「すきま風」は発生しないのが普通です。
ですので、すきま風の発生は工事のミスや手抜き工事であり、欠陥住宅のおそれが高いのです。
発生頻度は最近では高くない方かもしれませんが、木造住宅、軽量鉄骨の家には多少なりともあり得るトラブル事例といえます。
すきま風が発生する原因とは?
床と壁の間、窓のすきま、コンセント、スイッチ部分から、すきま風が入ってくることが多いようです。
コンセントやスイッチなどの周囲からのすきま風は、気密シートをきっちり施工できていないことが原因といえます。
また、窓やその他からのすき間風は、建て付けの問題が原因かもしれません。
20年前の木造住宅なら、すきま風も珍しくはなかったのですが、今は家の建て方も進化しているので、すきま風は基本的には発生しないはずです。
ただし、通気工法という手法を使っている家では多少の風が入ってくることもあるんだとか・・・
もちろん、そんなものはハウスメーカーや工務店の言い訳なのかもしれませんけどね。
すきま風の対策はなにかある?
ハウスメーカーや工務店が、すんなりと対応してくれれば良いのですが、「それは欠陥じゃない!」「通気工法はそんなもんです!」と言われれば、なかなか話は前に進まないかもしれません。
ひとまず一時的なしのぎとしては、コンセントやスイッチボックスなどの周りに気密カバーなどをかけるとマシになります。
ですが、建物や工事が原因の欠陥住宅の可能性が高いので、調査してくれる業者などと共に、修理を依頼する必要があるでしょう。
すきま風はどこから発生しているのか原因特定しなければ相手にされないことも多いようですので、証拠の提出が必要になります。
こちらが動かなければ、何も問題はなかったことにされかねません。
しっかりと、建築業者に補修してもらってくださいね。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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