クロスのひび割れやめくれは欠陥住宅
あまり大きな騒ぎにはなりませんが、クロスのひび割れやめくれも、重大な欠陥住宅の可能性があります。
確かに修理金額は比較的安いかもしれません。
保証期間中なら、何度も補修に来てもらえるでしょう。
しかしそれだけで終わるほど、簡単な欠陥ではないかもしれないのです。
小さな欠陥の裏には、大きな欠陥住宅としての闇が隠れていることもあります。
クロスに関する欠陥住宅のトラブル事例
地震や家の中での小さな事故が原因なら、それは仕方のないことかもしれません。
しかし、それ以外でクロスにひび割れやめくれ、破れなどが生じた場合は要注意です。
雑な手抜きが原因で、発生している可能性が高いといえます。
しかも、営業マンや工務店に伝えても、「クロスの貼り替えだけしておきますね」と、原因すらまともに教えてくれないということもあります。
そこまではいかずとも、修理すればいいだけでしょ!? とタカをくくっている業者がいるのも事実なのです。
確かに木造の住宅なら、木材の収縮が原因でクロスにダメージをあたえます。
まれなケースかは微妙ですが、場合によっては割れることもあるでしょう。
ただしそれを全て自然現象のせいにするのは間違いです。
一つの欠陥が明らかになる時は、他にも手抜きなどによる欠陥住宅の隠れている可能性があるということだからです。
クロスから見破る欠陥住宅
クロス表面が凸凹している、つなぎ目が見えるという仕上がりなら、完全に要注意な業者です。
それはもう、手抜き建築か素人大工のどちからで決まりです。
さすがにそういった業者は危ないので、建築をお願いしている建築会社、ハウスメーカー、工務店などに連絡を入れましょう。
早ければ、被害も最小限で食い止められますよ。
また繰り返し伝えますが、家を選ぶ時は複数業者への相見積もり、そして第三者機関や一級建築士への欠陥住宅チェックをしてもらうことをオススメします。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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