大改造!!劇的ビフォーアフターに頼むと欠陥住宅になる!?
なんということでしょう!でお馴染みの番組といえば、「大改造!!劇的ビフォーアフター」ですよね。
多くの日本人に知られる有名な番組です。
しかし、この番組にリフォームを依頼した家のいくつかは、欠陥住宅になっていることを知っていましたか!?
過去には「絶対に許さない」と、裁判沙汰にもなった程なんです。
裁判沙汰になった劇的ビフォーアフターの欠陥住宅トラブル事例
2009年に11月1日に放送された、「アキレス腱を切る家」という回が、もっとも大きなトラブルになった事例です。
この家は、無理にリフォームでつないだ2軒の家に合わせて110cmの段差があり、2階には最大で高低差70cmの段差があるという家です。
依頼者の奥さんは、家の中でアキレス健を切ったこともあるそうです。
しかしリフォーム後には、あえて段差をそのまま残すという、意味不明なリフォーム結果になっています。
しかも第三者機関に調査を依頼すると、リフォーム前の状態より家の品質が落ちていたんだとか・・・
2,100万円という高額なお金を支払ってこれでは、誰だって怒って当然ですよね。(というか無料だと思ってました・・・)
さらには、打ち合わせはサプライズ演出するためにたったの2回だけ。
そもそも直さなければいけない段差をそのまま残すという時点で、裁判起こされて当然です。
いさぎよく、裁判に応じて賠償金を支払うのが筋かと思います。
大改造!!劇的ビフォーアフターの裏側について
この番組は見世物の要素が強く、匠の選出方法にそもそもの問題があるそうです。
ホームページを見て「匠をやりませんか?」と電話がかかってきて、匠に選出されるんだとか・・・
さらには番組を面白く演出するために、依頼主の要望は通りにくく、匠となって人の実験ショーのようになっているのが実態です。
実際、他にも欠陥住宅でしょ!?みたいなトラブル事例は多く発生していて、リフォームしてもお蔵入りになった案件もあるようです。
ただでさえトラブルの起きやすい住宅の問題なので、これをよくわからない人に任せるのは危険ですよね。
しっかり相見積もりをして、家は第三者機関にチェックしてもらう。
これらの基本を抑えなければ、家づくりやリフォームはトラブルになりやすいということです。
安易に適当な匠に任せて欠陥住宅・・・なんてことにならないよう気をつけてくださいね。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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