外壁に注意!欠陥住宅でよくあるトラブル事例
かなり目立つ欠陥のひとつに、外壁のひび割れや亀裂、隙間等があります。
頻繁に報告のあるトラブル事例ですが、必ずしも手抜きや基礎工事が雑だったというわけではないのです。
もちろん隙間に関しては欠陥住宅の可能性が高いですが、それよりも多いのは外壁のひび割れです。
というのも、建築業界では0.3mm以下のひび割れは欠陥住宅とはみなしません。
これは基礎工事をきっちりやっても、手抜きしてなくても、起こりうる事態なのです。
外壁のトラブル報告事例には、よくこの0.3mm以下のひび割れも含まれているようですが、このレベルのひび割れに関しては修理してもらうのは難しいでしょう。
もちろん、この程度の外壁のひび割れでは、雨漏りや隙間風に悩まされることもありません。
ですがこれらの外壁トラブルは、住みだしてから1〜2年程度で起こることもあり、新築なのにみっともない! といった思いから大きく騒がれることもあるようです。
通常の範囲内なのですが、心情は理解できますよね。
ちなみに、0.3mmを超える大きなひび割れに関しては別です。
基礎工事や外壁工事の手抜き等で起こった欠陥ということも十分に考えられます。
長く住む予定で購入した新築物件がこれでは、正直頭が痛くなりますよね。
他にもある外壁のトラブル事例
もちろん外壁のトラブル事例は、ひび割れやすき間だけではありません。
接合不良等によっても、外壁の問題は起こりますし、外壁のひび割れやすき間が原因で雨漏りも起こります。
これらのトラブル事例に巻き込まれない為にも、事前の知識は非常に重要です。
慎重に依頼する業者を複数の中から選び、第三者機関にも家の調査をお願いするのが良いですよ。
少なくとも私は、そのようにします。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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