屋根に関する欠陥住宅事例に注意
今回は、屋根関連の問題の欠陥住宅事例を紹介します。
屋根絡みの欠陥事例は大掛かりな問題になることが多く、なるべく家が出来上がる前までに欠陥を発見しなければ、大問題になります。
屋根関連の欠陥住宅トラブル事例とは?
屋根関連で一番多いトラブル事例は雨漏りです。
特に平坦な屋根の住宅は、角度のついた屋根よりも雨漏りが多くなるようです。
また、雨漏りが起こるのは、屋根の損傷、変形やはがれやズレ、浮きなどが原因です。
これらは、経年劣化による場合もありますが、手抜き建築などによっても起こります。
素人の目だけでは、これらの問題を事前に発見するのは不可能です。
屋根に関する欠陥住宅が発覚したら?
この時は一大事です。
一応、瑕疵担保保険(かしたんぽほけん)に入っていれば10年間は安心ですが、それもたったの10年です。
それ以降に雨漏りによる被害が出てしまうと、高額な修理費を支払わなければなりません。
屋根の内装、外装、柱などを全て修理していては、100万円や200万円では絶対に足りません。
また、問題はそれだけにはとどまりません。
屋根の修理はかなり大規模な修理です。
当然、修理中は家に建築業者が出入りしますし、場合によっては数ヶ月単位の修理になります。
その間のプライベートはないのです。
場合によっては引っ越しが必要です。
さらに瑕疵担保保険が切れていれば、引越し代まで自腹ということもあり得ます。
民事裁判で勝訴することも可能かもしれませんが、欠陥住宅の証明をしたりと想像以上に大変でしょう。
できる限り、家が完成する前に第三者機関などのチェックをはさみ、屋根に欠陥がないのかを調べてもらいましょう。
面倒でお金も支払いたくないかもしれませんが、住みだしてから損するのは結局購入者なんですよ。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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