床鳴りの原因は欠陥住宅かどうかわからない
家の中でかなり気づきやすい欠陥として床鳴りがあります。
床鳴りとは、床が歩行の衝撃や荷物の移動によって「ギシギシ」「キィキィ」と音が鳴ることをいいます。
床鳴りの原因とは?
床を貼る時には、最近ではプリント合板を張るものもあり、貼り方も様々です。
また、原因も考えられるだけでも複数あり特定が難しいのです。
- 木材が乾燥して少しずつ隙間があいて床鳴りする。
- 土台や根太に水平が保たれていないことから床鳴りする。
- 床板とフローリング材に隙間が出来て床鳴りする
- 床材の継ぎ目から床鳴りする。
- 床材の木材同士がこすれることにより床鳴りする。
- 床材を留める釘によって床鳴りする。
上記の他にもありますが、上記だけでも複数の例があり、床鳴りの原因特定が難しいことがわかるって頂けるかと思います。
ですが、上記の全てが欠陥住宅として認められるわけではありません。
法律によって、欠陥住宅として認められる基準が定められているわけではないのが難しいところです。
中には、接着剤を使わないといった事例もあるようですが、これは明らかな欠陥住宅として認められます。
床鳴りが欠陥住宅として認められるためには、下記の2つがあります。
1つ目は明らかな手抜きであること、2つ目は床鳴りによって大きな騒音被害を受けていることが証明されなければなりません。
工務店やハウスメーカーにはこんなことを言われます
床鳴りも基本的には、住宅の保証期間内であれば無料にて補修をしてもらえます。
しかし工務店やハウスメーカーからは、「木造の家は必ず床が鳴ります」「材質で仕方がないんです」などと言われてしまいます。
何も知らなければ納得してしまいそうですが、手抜きした為に音が鳴っているのかどうかは、素人にはわからないと思います。
ですが、作り方によっては床鳴りのしない住宅も建てられるようです。
ひとまずは、一度工務店やハウスメーカーに相談してみるのが良いと思います。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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