準防火地域に関する欠陥住宅トラブル事例
準防火地域とは、市街地で火災の危険性から守るために地域してされているエリアのことです。
この準防火地域に関する欠陥住宅はかなり問題視されているにも関わらず、欠陥住宅になっていることを気づいてない人も多くいます。
その理由に、木造の3階建に関しては欠陥住宅が当たり前になってきていています。
3階建の家は2階建の家と比べると、様々な制約が多くなり、その点を面倒くさがることで、欠陥住宅のリスクが高まります。
本来はクリアしなければならない制約を無視したり、法律を知らなかったりするケースも多く、欠陥住宅があふれかえっているようです。
どんな欠陥住宅になっているの?
耐火構造や耐震構造が準防火地域の基準をクリアしていないことは多々あります。
これは火事や地震が起きてしまったら真っ先に被害を受けてしまうので、とても危険です。
また、構造計算をあやまっていた為の「床のたわみ」も多く報告があるようです。
更には、準防火地域では外壁裏側に石膏ボード施工が必要なのですが、業者によってはこのことすら知らないケースもあり、問題になっています。
最近は素人のような職人も増えていることから、こういった知識不足、認識不足の欠陥住宅が多くなっているそうです。
そして、2階を作るのとほぼ同じ用量で3階を付け加えただけという、家があまりにも多いのです。
手抜きをしたり認識不足の業者は、こちらの質問にも真摯に答えられないことも多いので、怪しいと感じたら、第三者機関などに相談するのもありかもしれませんね。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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