経験不足や認識不足が欠陥住宅の事例を増やす
経験不足、認識不足、知識不足。
すべて依頼主の都合ではなく、家を建てる側の都合です。
この都合が注文住宅に反映されてしまうと、大迷惑ですよね。
ですがこういった経験不足や認識不足が、欠陥住宅の事例を生み出しているのも事実なんです。
経験不足、認識不足、知識不足による欠陥住宅の事例
例えば不同沈下によって家が傾く、亀裂などが多数でてしまうのは、地盤や基礎工事をおこたっているからです。
こういったことは、絶対手抜きしてはいけない場所を間違えるなど、経験や認識が不足していると起こりやすくなります。
また、途中のミスに気づかない知識不足なども、重大な構造欠陥に気づかない要因になります。
実際問題、こういった人的なミスや経験不足による欠陥住宅のトラブル事例は山のようにあります。
なんで経験や認識の不足している人が家を建てるの?
そもそも論になりますけど、本来なら家を建てる実力が不足しているのにも関わらず、建築に携わっている人はたくさんいます。
これは建築業界だけに限った話ではありませんが・・・
大手のハウスメーカーや工務店は、必ずと言っていいほど下請けの職人や工務店をかかえています。
もちろん中には、腕のいい職人や工務店もいることでしょう。
ですが、全ての人が優秀で経験豊富なんてことはあり得ません。
大手のハウスメーカーは、1年間で1万件以上の受注を得ることも珍しくありません。
そこにかかる人材の何割が経験や認識が足りているのか?
実際には中々わからないことですが、間違いなく何割かは実力不足の人たちのはずです。
もちろんその点はハウスメーカーや工務店も理解しているでしょうが、受注件数が増えればそういった人にも仕事をまわします。
だからといって、受注件数が少ないところに行けば欠陥住宅にならないというわけではありませんが・・・
結局は、あなたの目で担当者を見て判断するしかありません。
それはリスクかもしれませんが、リスクを回避するためにも相見積もりや第三者機関へのチェック依頼は必要なんです。
経験不足、認識不足、知識不足の人がたくさん働いているのも事実なので、その点は騙されないよう注意してくださいね。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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