営業マンの印象だけで家を買うのは危険です。ちゃんと実績や提示条件、会社の雰囲気なども考慮してください。

実は家を購入する決め手になるのは、営業マンの力も大きく関係していることをご存知でしょうか？

家はとんでもなく大きな買い物ですので、末永く付き合っていきたいと思える人の勧める家に住んでみたいと思うのは、至極普通のことなのかもしれません。

ですが、気に入った営業マンに対する印象をベースにした購入には大きな危険が伴います。

営業マンの印象だけで家の購入を決めてはいけない理由

01. 営業マンには転職、部署替えはつきもの

どんなに優秀な営業マンでも、転勤や部署替え、転職はつきものです。

それらにより、引き継ぎが上手くいっていない、家に対するイメージがガラっと変わることは多くあります。

営業マンに依存しすぎると、嫌な思いをしてしまうことになるかもしれません。

02. 営業マンの人柄は見せかけだけかもしれない

営業マンは良い人にみせるのが非常に上手です。

良い印象をあたえた方が家を買ってもらいやすいのは間違いありません。

その為、どの営業マンも良い印象を持たれるように努力するのが普通です。

ですので、あなたに話をしている時の印象が、その営業マンの本来の顔ではない！ ということです。

裏では文句を言っているだけ、仕事をまともにこなさない、調子がいいだけ、ということもありえるのです。

その見極めは非常に難しいところなので、安直に営業マンがイイ人だからといって、勧めてくれる家やプランがイイとは限りません。

03. 営業マンの説明はお客様の為のものではない

基本的にはどの営業マンも研修をおこない、営業ノウハウを得てから営業をおこなうのが普通です。

しかしその研修のどれもが、お客様の為を思っての研修ではありません。

家をどのように売るか？という、営業マンや自社のための研修なのです。

ですので、色々と話をした後に出る結論は、「自社が一番」なのです。

あまりアテにはなりません。

04. 営業マンが原因のクレームは多い

営業マンを気に入って家を購入する人は非常に多いのですが、「営業マンの言ってたことと違う！」 というクレームはかなり多いのが現状です。

営業マンの言動は、家の購入後も大きなトラブルの元になりがちです。

この営業マンはスゴく良い人だ！ と、営業マンの印象だけで物件を決める人は多いようですが、とても危険な判断なのです。

まとめ

営業マンの印象で家の購入を決める人はかなり多いようですが、営業マンからすれば家は売ってしまえばそれまでなのです。

それ以降の関係は、続けるも続けないも営業マン次第です。

ですので、営業マンの印象だけで家の購入を決めるのはやめましょう。

それ以外の提示条件や実績、会社の雰囲気、第三者機関のチェック結果なども含めながら、最終的な家の購入を決めてください。

欠陥住宅を買わされて大損しない為にも大切なことです。