基礎工事が早い業者の仕事は欠陥住宅につながる
基礎工事は住宅をつくるうえで、最も大切な作業と言っても過言ではありません。
それなのに、基礎工事の工程を軽く考えて手抜きする業者、ある程度の欠陥は承知のうえで工事を進める業者もいます。
しかし素人には、基礎工事の欠陥はわかりにくいのが特徴です。
ただし基礎工事の欠陥を見分ける時、素人でも比較的見分けやすいものが一つあります。
それが、業者の基礎工事が早いことです。
基礎工事は見学しておくべき
基礎工事は、終わってしまえば欠陥はまったくわからなくなります。
ですので、基礎工事が欠陥住宅の原因にならないよう、なるべく基礎工事の見学はしておくべきです。
工事中に写真を撮ったり、進み具合を定期的にチェックしておくべきです。
もちろん第三者機関に、チェックを依頼するのは当然ですが、自分でもチェックしておくことが大切です。
なんで基礎工事が早いと欠陥住宅になりやすい?
基礎工事が早いということは、どこかで手抜きをしている可能性が高いからです。
コンクリートの流し込みを適当にしていたり、鉄筋の固定で手を抜いたりします。
とはいっても手抜きをしているかどうか、素人には中々わかりません。
ですので、素人目線では限られた箇所のみをチェックすることになります。
例えば、
- コンクリートにひび割れがないか?
- まっすぐ鉄が立っているか?
といった箇所です。
これくらいなら、素人目線でも確認は可能です。
また、依頼主がチェックに来ているということで、多少なりともプレッシャーは与えられるでしょう。
それ以外の専門的な箇所は、第三者機関に確認をお願いしましょう。
それが確実です。
素人では基礎工事の欠陥をチェックするのは難しいですが、基礎工事は家を建てるうえで非常に重要な作業です。
気づかぬままに手抜きされないよう、第三者機関のチェックだけでなく、依頼する業者選びも大切にしてください。
業者は相見積もりをして探せば、自分にあった信頼できる業者が探せると思いますよ。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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