欠陥住宅がなくならないのは行政の問題も大きい
法律も変わって一気に欠陥住宅が変わるきざしも見えましたが、やっぱり欠陥住宅は今もなくなっていません。
これには、大なり小なり行政の問題も大きいと考えています。
もちろん個人的な意見ではありますが、それが問題となっていることも無視出来ないんです。
欠陥住宅がなくならない! 行政における問題とは?
その1. 持ち家を推奨している
基本的な行政の方針として、良質な公共賃貸住宅を提供することはなく、持ち家を推奨している傾向にあります。
その為、CMやその他広告によって住宅の販売合戦が繰り広げられているのが現状です。
結果として価格で勝負する業者も多く、手抜きなどで利益分を補てんしようとする業者もいます。
その2. 消費者教育がまったくされていない
日本の教育では、消費者教育がまったくおこなわれていません。
学校でも習わなければ、危機に対して自らを守るための教育も出来ていません。
ですので住宅に対する知識も、自ら調べない限りは知り得ません。
住宅に関する技術や法律は専門的で、日々難しくなっています。
欠陥住宅の被害にあわない為にも、もう少し消費者への教育を充実させる努力も必要だと思います。
その3. 管理を放置している
建築士による工事監理は徹底してほしいところですが、これが十分に機能していません。
しかも実態としては、行政はこのことを放置しています。
また違反をする業者に対する制裁もあますぎます。
これらの分野に、行政の力がまったく及んでいないことが、欠陥住宅の原因になっているとも言えます。
欠陥住宅に騙されない為には?
住宅や建築の分野において、行政はほとんど機能していません。
だからこそ自分のことは自分で守る! という意識が大切です。
欠陥住宅について知識を深めることも、相見積もりをすることも、第三者機関にチェックを依頼するのも、その為です。
自分のことは自分で守るという意識がなければ、欠陥住宅に騙されやすくなってしまいます。
何か困ったことがあっても欠陥住宅の被害にあっても、行政は本気で面倒なんて見てくれませんよ!
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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