欠陥住宅は、なんでなくならない?
欠陥住宅といえば、定期的にメディアが騒いでいるといった印象を持っている人は多いかと思います。
とはいえ、自分の身に欠陥住宅をつかまされる可能性があるとは、あまり考えないものです。
これだけメディアで騒がれているにも関わらず、欠陥住宅はなくならないのですが、それには理由があります。
欠陥住宅が全くなくならない2つの理由
01. 大手ハウスメーカーや工務店の権力が強すぎる
欠陥住宅がなくならないのは、不動産業界の問題がとても大きいのです。
下請けで工事をおこなっている大工や職人は、実際のところ依頼してくれる大手のハウスメーカーや工務店には文句は言えません。
代わりは他にもいるので、そんなことをしていては仕事を失ってしまうからです。
もちろんこれは、本来なら賃金が安すぎる見積もりを出された時も同じです。
利益がほとんど出ないような賃金だったとしても、やらなければ生きていけないのです。
これが欠陥住宅がなくならない最大の理由なんです。
02. 大手ハウスメーカーや工務店の権力が強すぎる
相場割れした値段で仕事を受注した大工や職人は、ハウスメーカーなどには基本的に逆らえません。
これは不動産業界の悪しく伝統とも言えます。
ですが、自分たちが安い賃金で働かされていることになった場合も、大工や職人は自分の利益を守ろうとします。
彼らにも日々の生活があり、それなりのお給料をもらわなければならないからです。
こういった流れから、欠陥住宅は生まれ続けています。
なるべく早く仕事を片付ける為に手抜きをしたり、いい加減で雑な仕事をすることで、なんとか利益を確保するのです。
これが、欠陥住宅がなくならない、2つめの大きな理由です。
欠陥住宅がなくならないのは半分仕方ない
上記2つの理由から、欠陥住宅が今後もなくならないのは、間違いないかと思います。
ひとまず最低限わたしどもに出来るのは、欠陥住宅を作ろうとする業者から家を買わない! ということくらいです。
その為にも、当サイト内で欠陥住宅に関して知識をつけ、欠陥住宅の見分け方を理解して家を購入しましょう。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます。
失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
家づくりの業者選びが面倒な方は、以下の一括無料見積りが便利です(全国どこでも対応)