ホームインスペクター(住宅診断士)が欠陥住宅を診断する

ホームインスペクター(住宅診断士)という資格があるのですが、この資格をもっていれば住宅の診断がおこなえる人という扱いになります。

具体的には、建物や不動産流通、検査方法や、報告書の作成、設計書の診断などをおこないます。

ホームインスペクター(住宅診断士)が欠陥住宅を診断する

第三者として中立的な立場から住宅を判断するのがお仕事なので、欠陥住宅の第三者チェックをおこなってもらう相手としては問題ないでしょう。

実際に仕事を頼まれている人はまだまだ少ないかと思いますが、住宅の欠陥を判断する資格としてはかなりピッタリくる資格です。

ただし、そこまで合格が難しい資格ではないこと、資格条件もほとんどないことから、そこまで貴重な資格か? と言われると微妙だと思います。

国家資格ではありませんし、住宅調査の経験も豊富な一級建築士などと比べると、なんとなく見劣りしてしまう気がしてなりません。

とはいえ、住宅診断を第三者の立場でやってくれそうな資格は、建築士とホームインスペクターくらいしかないのも現状です。

料金や調査期間次第では、頼む価値があるように思いませんか?

ホームインスペクターの期間や診断料金

では実際に依頼してもらうとして、費用対効果はどうなのか? というのは、気になる部分かと思います。

調査の期間としては、平均でほんの2〜3時間程度のようです。

屋根裏や床下まで調査していくと、もっと時間はかかるかもしれませんが、そこまで多くの時間を必要とするわけではなさそうです。

また、費用も5〜10万円程度と安いことも特徴です。

中古住宅などの場合だと、ホームインスペクターの診断付き物件だと高値で売却しやすいらしく、費用対効果は結構高いと思います。

これから、注文住宅の購入を考える人にとっては、10万円程度ならそこまで高い出費とは私は思いません。

時間もたいしてかからず、費用もそこまで高くないので、安心できる家に住みたい人は頼んでみる価値は十分にあると思いますよ。

失敗しない、理想の家選びのための手順

家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。

後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。

失敗しない、理想の家選びのための手順

STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる

まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。

このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。

いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。

STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める

自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。

イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。

STEP03. 相見積もりをおこなう

高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。

ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。

複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。

STEP04. 業者の信用チェック

一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。

その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。

  • 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
  • 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
  • 時間や対応が適当でないかどうか。
  • 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
  • 建築士の資格を持っているかどうか。

このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。

あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。

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