欠陥住宅をつかんで泣き寝入りしない為に

テレビなどでは、欠陥住宅で悩んでいる人がピックアップされていることもありますが、実際にはもっと多くの人が悩んでいます。

そして、いまだに多くの人が、結局のところ泣き寝入りしている実態もあります。

欠陥住宅をつかんで泣き寝入りしない為に

欠陥住宅はなぜ泣き寝入りすることになるのか?

ひとつは情報の不足があります。

このブログでもそうですが、おおっぴらに会社の名前は出していません。

怪しい業者や評判の悪い業者を名指し批判すると、後々こちらが訴えられるリスクもあるからです。

また、過去に逮捕された人がいる例もあるようです。

こういった業者を守っているような実態からも、なかなか購入者は真実を判断することが出来ず、不当な家を建てている業者がなぜか守られているのです。

欠陥住宅は泣き寝入りしなければならないのか?

もちろん戦う術はあります。

その一つが瑕疵担保保険(かしたんぽほけん)です。

基本的に10年までは保証契約に盛り込まれなければならない法律ですので、これで基本的に10年間は戦えます。

この時注意しなければならないのが、保険の責任期間です。

住宅を安くする代わりに、この保険期間を短くしようとする業者はいますが、きっちり10年間分はつけてもらうようにしてください。

1〜2年の保険期間にした契約書をかわして、後で後悔する人は多くいます。

また、以前は施工業者が倒産してしまえば、それで保険はもう受けられないとなっていたのですが、その法律も変わりました。

万が一、業者が倒産したとしても、保険会社からその倍賞が受けられます。

昔に比べると、ずいぶん購入者を守るための法律が充実してきていると感じます。

また裁判でも、過去の事例では売り手に責任を求めることは出来ましたが、建築業者に責任を求めた裁判はありませんでした。

これも世論に少しずつ法律や裁判所が動かされてきていることが原因かと思います。

確かに現状でも、「修理してくれ」と依頼したところで、なかなか対応してくれない業者は多いかもしれません。

ですが、裁判事例や法律を武器に欠陥住宅を建てた業者や売り主と戦う術はあるのです。

泣き寝入りする前に、やるべきことをやってみてくださいね。

何もせずに泣き寝入りするのは、業者がほくそ笑むだけですよ。

失敗しない、理想の家選びのための手順

家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。

後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。

失敗しない、理想の家選びのための手順

STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる

まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。

このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。

いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。

STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める

自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。

イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。

STEP03. 相見積もりをおこなう

高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。

ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。

複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。

STEP04. 業者の信用チェック

一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。

その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。

  • 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
  • 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
  • 時間や対応が適当でないかどうか。
  • 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
  • 建築士の資格を持っているかどうか。

このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。

あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。

家づくりの業者選びが面倒な方は、以下の一括無料見積りが便利です(全国どこでも対応)