欠陥住宅で相談されている件数は?
欠陥住宅で相談されている件数を細かく調べたいなと思ったのですが、どこも会社単位でしか数字を出せていないようです。
年間100件や1000件、中には2万件程度の数字の会社もありました。
これらをトータルすると、最低でも数万件の相談件数があるかと思います。
そして相談したくてもしていない人たちも合わせると、年間相談件数は10万件を超えるでしょう。
この数字に関しては、わたしの推測にすぎませんが、年間の欠陥住宅の件数と近いのではないかと考えています。
1年間の住宅着工件数は100万件程度なのですが、相談件数の割合は年々増えている傾向にあるようです。
仮に欠陥住宅の件数が10万件だとすれば、10件に1件のペースで欠陥住宅が建てられているといえます。
もちろん、欠陥住宅の調査をしているような会社や建築士は、事態をあおるように数字を高く見せている可能性もあります。
ですので実際、調査に来てもらった第三者機関や建築士のアドバイスにもとづいた訴訟を起こしても、欠陥住宅と認められないことも多いようです。
業者の中には、「新築の3割は欠陥住宅」といった意見や、「6割以上が欠陥住宅です!」といったアピールをしているところも多くなっています。
それでも、欠陥住宅に関する相談件数が増え続けているという問題は、間違いなく現実に起こっています。
欠陥住宅は巧妙に欠陥がかくされ、購入者だけが損し続けるようになっています。
その問題とも戦えるように、欠陥住宅に関して日頃から深い関心をもち、身近な問題として考えることが大切なのです。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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