欠陥住宅に関してはどこに相談すればいい?
欠陥住宅を発見した場合、第三者的な立ち位置の機関に相談してチェックをしてもらうのが良いとされています。
しかし、第三者機関と言われてもよくわからないし、相談なんてどこにしたら良いか結局はわからなくなりがちです。
そもそも第三者機関とは、正しい知識で不動産業界の事情に流されず、悪いことは悪いと言える必要性があります。
しかし実際には、第三者機関には程遠い立ち位置の業者が、第三者機関を名乗って相談を受けている場合も多々あるようです。
第三者機関かどうかを見極めるポイントとは?
その1. 家の建築や設計には関わっていない
これはとても大切な要素です。
自分の知識や経験が判断材料になりがちなので、公正な判断ができない可能性があります。
また同業種ということもあり、あまり色々話すと自分たちが不利になる可能性もあるので、依頼主に都合のいいことしか言わない可能性もあります。
こんな業者には相談できませんよね?
その2. 業界との利害関係がない
純粋な検査の専門家であり、企業などに対する直接的な利害関係をもっていないのは、公正な判断ができるかのポイントになります。
利害関係があれば、敵にはまわしたくないという理由から、真実を教えない可能性があります。
その3. 素人集団ではない
最近は、第三者機関と名乗る素人集団の集まりも多くあるようです。
いくら業界との利害関係がなくても、素人ではしっかりとしたチェックはおこなえません。
先方の実績や家を判断できるプロであるかをしっかり見極めて相談するようにしてください。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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