欠陥住宅の契約解除は出来るのか?
欠陥住宅をつかまされた場合、買った側の思いからすれば当然契約解除したいですよね?
しかし現実はそんなに簡単なものではありません。
一度契約すると、契約解除は難しい
一度契約してしまうと、相当な理由がない限りは無理です。
というか、ほぼ100%無理です。
不当な契約がみつかっても、新たに問題がみつかっても、契約解除は出来ません。
まれに契約解除できるケースもあるにはありますが、契約解除は絶対に無理くらいに考えておいた方が良いでしょう。
もちろん「仕事が悪い」「対応が悪い」といった理由では契約解除は不可能です。
契約解除できるケースとは?
基本的に契約解除できるケースは、ほとんどありません。
解除できるケースは主に下記の2つだけです。
- 何度催促しても、工事の着工がおこなわれない。
- 期限を大幅にすぎても工事が完成しない。
かなり難易度が高いですよね。
建築業界においては、完全に販売側に有利な法律が残っています。
だからこそ業者選びが大切になる
どんな業者を選ぶかは非常に大切です。
大手だから、有名な建築家だからと、安易に決めてしまうと後悔するのは自分です。
出来ることなら、身の回りでキッチリとした家を建ててもらったところが良いでしょうが、かなり稀なケースです。
そうでない場合は、相見積もりで複数の会社へ見積もりをとるのがオススメです。
契約解除は出来ないけど補償はされる?
上記でも述べた通り、契約解除はほとんど無理と言っても過言ではありません。
ですが、現状は新築で家を購入した場合は10年補償が当たり前です。
もしトラブルや欠陥が発生しても、10年間はキッチリ補償してもらえます。
その点は安心して大丈夫です。
ですが安心して家のことを任せるためにも、どんな業者を選ぶかが重要になるのです。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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