欠陥住宅を発見したら損害賠償の請求はどうなる?
考えたくないことではありますが、自分の購入したはずの家が欠陥住宅だったという可能性は0ではありません。
その場合、まずは話し合いなどをしますが、相手が誠意を見せなかったり支払いに応じない場合は、最終的には損害賠償の可能性がでてきます。
とはいえ、いきなり一般人にとって損害賠償責任と言われても、何のことやらサッパリわからないことかと思います。
誰に相談するの?どこに損害賠償責任をとってもらうの?となるのはわかってます。
いざという時、あなたが困らない為にもどうすれば良いのかを簡単にまとめてみました。
欠陥住宅を発見したら最終的には損害賠償の請求
もちろん欠陥住宅があれば、損害賠償請求を起こすことは出来ます。
しかしその責任が誰なのか?
例えば、直接家の建築をおこなった業者か仕事を受けた大元の会社なのかをハッキリさせなければなりません。
相手に支払いが可能なのかも大きなポイントになります。
裁判をしても必ず勝てるわけではない
また、損害賠償請求をおこなったからと言って、必ず裁判で勝てるわけではありません。
客観的に見れば、明らかな欠陥住宅だったとしても、過去には負けてしまった事例も多くあるのです。
さらに、請求先の相手の会社が破産してしまっている場合は、請求の方法がありません。
一応、住宅に関する法律が変わったので保険金などを請求することは出来ますが、それも回収できるかどうか・・・
さらにさらに、1年以上の裁判期間があること、負けた場合は弁護士費用にかかる数百万円も自分で支払う必要があります。
正直、損害賠償請求をしても裁判に負けたら悲惨そのものです。
もちろん勝てれば良いんですけどね。
その場合は弁護士費用まで請求できることが多いようです。
ただし、損害賠償請求をしたところで必ず勝てる確証はありません。
損害賠償の請求をする場合は、慎重に判断し、そもそもで欠陥住宅をつかまないよう事前勉強や事前調査をすることが大切です。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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