ピサの斜塔のような欠陥住宅は日本にもある
イタリアのピサという都市にある、ピサの斜塔は世界的に有名ですよね。
グニャっと斜めに向かって立っている、見たまんまの欠陥住宅です。
今では観光地にもなってますけどね。
ピサの斜塔はなんで傾いた?
ピサの斜塔は、そもそも地盤の良くない土地に建てられた建築物です。
ですので地盤の問題によって、三階あたりから少しずつ建物が傾き始めたんです。
しかし建築を途中でやめることはせず、少しずつ傾きを修正しつつ、上に階を積み重ねていったようです。
今でも倒壊防止工事がおこなわれていますが、傾きは今でも少しずつ大きくなっています。
このようにピサの斜塔は、地盤調査をシッカリとおこなっていなかった為に発生した、欠陥住宅の代表例です。
ピサの斜塔と同じような欠陥住宅は日本にもある
ピサの斜塔程ではなくても、日本にも似たように傾いてしまった欠陥住宅の事例はいくらでもあります。
例えば住友不動産が2003年に建てた、11階建ての分譲マンションなどがあります。
このマンション問題は欠陥マンションとして大きく話題になったので、覚えている人もいるかもしれません。
もちろん表沙汰になっていないだけで、傾きが問題になっている欠陥住宅の事例は日本でもたくさんあるはずです。
またお隣の中国や韓国では、日本以上に欠陥住宅の問題が取り上げられています。
ピサの斜塔ほどの傾きはマレですが、今でも傾きによる欠陥住宅の事例はたくさんあるんです。
新しく家を建てる時は地盤調査もしてもらうのが一般的です。
しかしこれを手抜きされるると、どんなに立派な家を建てても意味はありません。
地盤調査が適当だと、どんなに立派な家を建てても少しずつ家は傾いていきます。
ピサの斜塔のように、いずれは倒壊してそれで終わりです。
そうならない為にも、家づくりではシッカリとした地盤調査をしてもらう必要があります。
そういった業者を選ぶためにも、相見積もりなどで複数の業者をチェックすることが大切ですよ。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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