増税前の駆け込み需要で欠陥住宅となる確率が高くなる

2014年4月に、消費税が5%から8%に増税されたことはご存知ですよね。

ですが、この増税前の駆け込み需要で建てられた家には、欠陥住宅が多かったことが判明しているようです。

あなたの家は大丈夫でしょうか?

増税前には欠陥住宅となる確率が高くなる

なんで増税前の駆け込み需要で欠陥住宅が増えた?

増税前であった2013年の春〜夏頃。

増税でこれだけ料金が変わる! といった煽り手法によって、2013年9月までに契約させようとした、建築業者はたくさんありましたよね。

あの影響を今の住宅は、かなりの確率で受けています。

欠陥住宅の理由その1. 資材も職人も足りなかった

あの時期に注文された住宅の数は、相当な数となりました。

その影響で、資材も職人も足りなくなっていたのです。

でも完成の工期はせまっている・・・

だからこそ強引な手法で誤魔化したり、普段は使わない資材を利用したりしたのでは? と考えています。

欠陥住宅の理由その2. 完成を急いだ

工事が立て続けに発生して、家の完成を急いだのも大きいです。

例えば代表的なのが、基礎工事のコンクリートです。

コンクリートは、強度が最大になるまで日光にさらすのが基本です。

しかし増税前の駆け込み需要の時には、コンクリートの強度が完全になるまで待っている余裕すらありませんでした。

こういった、いくつもの手抜きが欠陥住宅につながっているのです。

結局はあまり安くならなかった

増税前は、いつもと違い工事する側が立場的に有利でした。

消費者はあせっていましたからね。

だからこそ、値引きがしづらかったりと交渉が難しかったようです。

結果として、たいして安くならなかったようです。

次の増税前のタイミングでも注意が必要

次の増税は2019年10月で、この時に消費税が8%から10%に増税されます。

最初は2015年10月予定でしたが、 2017年4月に延期され、2019年10月まで延期が決まったようです。

次の増税前のタイミングでも注意が必要

実際には景気がよくなっているとは全く思えないので、当然といえば当然ですけどね。

そして前回の増税前と同様に、このタイミングでも欠陥住宅が増えるのでは?と予想されます。

欠陥住宅を防ぐためには、相見積もりと第三者機関へのチェックは基本中の基本です。

増税前であせる気持ちも十分にわかりますが、基本をおさえていなければ悪質な業者に騙されるのが目に見えていますよ。

十分に注意して、理想の家に住めるようになっててくださいね。

失敗しない、理想の家選びのための手順

家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。

後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。

失敗しない、理想の家選びのための手順

STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる

まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。

このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。

いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。

STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める

自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。

イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。

STEP03. 相見積もりをおこなう

高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。

ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。

複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。

STEP04. 業者の信用チェック

一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。

その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。

  • 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
  • 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
  • 時間や対応が適当でないかどうか。
  • 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
  • 建築士の資格を持っているかどうか。

このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。

あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。

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