建売住宅は8割が欠陥住宅ってホント?
建売住宅は、今はさておき少なくとも以前は8割が欠陥住宅と呼ばれるほどにヒドい状況でした。
そして実際に、建売住宅は欠陥住宅だらけだったのです。
なぜ建売住宅は欠陥住宅だらけなのか?
建売業者とは?
そもそも建売住宅が何かわかっていないかもしれない人のために、簡単に説明だけ致します。
建売住宅とは、購入者が決まっていない段階で、材料の多くも量産品を使います。
ですので同じくらいのグレードでも、注文住宅の一戸建てと比べると安くなるのです。
建売住宅、最大の問題点とは?
建売住宅は先にのべた通り、家を安く購入できるという大きなメリットがあります。
しかし、購入者が決まっていない段階で家を建てることにこそ問題があるのです。
なぜならば、家は建った後では第三者機関などによる調査も難しくなるからです。
それはつまり、欠陥を隠しやすいということになります。
もちろん家が既に建った状態から検査をすることも出来ますが、家が建つ途中での検査に比べれば格段に難しいのです。
料金も高くなるでしょうしね。
これが建売住宅が欠陥住宅だらけと言われる最大の理由なのです。
検査する人が建売業者とグルの可能性
これも欠陥住宅だらけになる大きな原因です。
せっかく欠陥住宅の恐れがないか調査を依頼しているのに、その業者が建売業者とグルなこともあります。
そういった業者にあたってしまうと、適当に調査したフリだけされ、「安心のお墨付き」がもらえます。
もちろんこのお墨付きは形だけですよ。
そういった事態にもならないよう、検査を依頼する業者は慎重に選んでください。
下記の記事で、欠陥住宅調査の第三者機関の選び方についてもまとめています。
参考にしてみてください。
現状はどうなってる?
実際に建売住宅がリスクを抱えているのは事実です。
しかし、選び方や調査先さえ間違わなければお得な買い物ができるかもしれません。
また、昔にくらべると欠陥住宅になりにくい制度が大分整ってきてはいるので、以前より建売住宅の欠陥が減ってきているのも事実です。
慎重になるのも大切ですが、それで家選びが出来ないということではありませんよ。
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失敗しない、理想の家選びのための手順
家は欲しいんだけど、何から調べたらいいのか、どこの業者を調べたらいいのか、最初はわからなくて不安なはずです。
後悔のない買い物ができるよう、失敗しない理想の家選びの手順を紹介します。
STEP01. 注文住宅や実際の欠陥住宅事例について調べる
まずはある程度の住宅に対する知識がなければ、業者に騙されるリスクも高いままです。
このサイトや書籍、実際に注文住宅を建てた人などから話を聞いて情報を集めましょう。
いい加減な業者に騙されないためにも、情報の多さで最低限の理論武装はしてください。
STEP02. 自分の欲しい家のイメージを固める
自分はどんな家に住みたいのか、どんな暮らしがしたいのか、理想の家のイメージを固めていきます。
イメージを固めるために、モデルハウスなど、多くの種類の家を見ることが大切です。
STEP03. 相見積もりをおこなう
高い買い物をする場合は基本中の基本ですが、複数の業者に見積もり書を提示してもらいます。
ただし、一つ一つ見積もりをとっていたら、全く話が進まなくなるので、一括依頼するのがオススメです。
複数の業者から返答が返ってくるので、その中で自分に合った業者を決めていきます。
STEP04. 業者の信用チェック
一括依頼をして見積もり書を提示してもらったあとは、信用できる業者、自分の条件に合う業者を選んでいきます。
その際、下記のポイントを参考に最終的な業者選びをすれば、失敗のリスクが減ります。
- 図面などの情報を嫌がらずに、見せてくれるかどうか。
- 見積もり書は手抜きせずに作られているかどうか。
- 時間や対応が適当でないかどうか。
- 長く付き合っていけそうな担当者かどうか。
- 建築士の資格を持っているかどうか。
このような手順で、あなたの理想の家が建てられていきます。
あなたに合った素敵な家に住み、明るくて幸せな生活を手に入れてくださいね。
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